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保険を知る

保険とは

(1)保険とは

保険とは、もしものときのため、つまり万が一のリスクに備えるものです。
たとえば、もしも生計を立てているお父さんが急に亡くなると、それまでの生活が立ち行かなくなります。また、もしも病気になった場合、仕事ができずお金が入ってこなくなります。このような“もしも”のとき、保険に加入していることで十分な治療や環境を用意することができます。言い換えれば、保険に加入することは「安心を買うこと」といえるでしょう。
安心につながる保険は、いろいろな“もしも”に応じてさまざまな種類がありますが、まず大きく3つの分野に分かれていることを覚えておくとよいでしょう。
第1分野は生命保険、第2分野は損害保険、そして両方の性質を合わせ持った第3分野の保険があります。「言葉としては聞いたことがあるけど・・・?」という方も多いとは思いますが、それぞれどのような性質があるのでしょうか。
ここからは“もしも・・・したら”を例に出しながら保険の種類を説明していきます。否定的な出来事を想像することは避けたいものですが、勇気を持って“もしも”を考えてみましょう。

  1. ●第1分野(生命保険)~もしも世帯主が亡くなったら

    もしも稼ぎ頭であるお父さんが突然亡くなったら・・・と考えていくと、遺族の今後の生活が心配になります。これを支えていくために定期保険や終身保険があります。また、今は元気に働いているけど、いずれ働くこともできなくなるかも・・・という不安には養老保険があります。定期保険や終身保険、養老保険はいわば「人」に対する保険で、あまり考えたくはありませんが、いずれそうなるという心配に対して用意されたものです。

  2. ●第2分野(損害保険)~もしも火災が起きたら

    もしも火事が起きたら、自動車事故を起こしたら、ケガをしてしまったら・・・普段の生活上ではあまり想定しない突発的な損害を補償してくれるのが、火災保険、自動車保険、傷害保険などです。こういった「事象」に対する保険を損害保険といいます。

  3. ●第3分野の保険~もしも病気になったら

    生命保険はあらかじめ起こるであろうという心配に対して、損害保険は普段は想定しない突発的な被害にあったときのために準備するものであると理解していただけたかと思います。
    では、もしも病気になったら、入院費や治療費はどうしよう・・・という心配に対して用意された医療保険というものがあります。これはどちらにあてはまるのでしょうか。このような、どちらにもあてはまるとも、あてはまらないともいえる保険は、第3分野の保険といわれます。

(2)保険料の仕組み

保険料はどのような仕組みで算出されるのでしょうか。代表的なものでは、「大数(たいすう)の法則」と「収支相等(しゅうしそうとう)の原則」があります。

●大数(たいすう)の法則は、適正な保険料を出す、大切な法則です。

たとえば、サイコロを振りつづけると、ある目がでる確率は、回数が増えていく(大数になる)にしたがって6分の1に近づいていきます。保険でも同様で、ある年齢の人が亡くなる確率も人数が多くなると平準化していきます。これを「大数の法則」といいます。
この「大数の法則」は多くの方が保険に加入することにより年齢別や性別による死亡率を割り出すことができ、適正な保険料を出す、大切な法則です。
この法則から保険料を考えていくと、一般的に損害の発生する確率や死亡する確率が高ければ高いほど、保険料は高くなります。

●収支相等(しゅうしそうとう)の原則は、契約者全体と保険会社の公平さを保っています。

保険は加入者の相互扶助、つまり加入者がお互いにお金を出し合って助けあうシステムで成り立つようになっており、契約者全体の保険料の総額と保険会社が支払う保険金が等しくなるスタイルです。このことで公平さを保っているといえます。
すなわち、設定された保険料はきちんと理由を持っているので、目玉商品として大安売りする保険などは原則としてありません。

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