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保険ミニ知識

保険会社は海の上?

保険会社の中には、○○海上火災という名前も聞きますが、なぜ海上なのでしょうか?
その由来は保険会社の歴史にあります。
近代的な保険が登場したのは、歴史は古く17世紀で海上保険でした。当時の輸送の主力であった海上輸送は、海難事故も多かったため、万が一のとき借りていた資金を返さなくてもよいといったものでした。また、火災保険も同じ頃、1666年にロンドンの大火を契機に、家を失った人のために誕生しました。現在でも損害保険会社の名称で、○○海上火災保険とあるのはその名残りです。
ちなみに日本での起源は、保険を「万が一のための助け合い」と考えると、鎌倉時代に遡ります。そして、無尽講(むじんこう)あるいは頼母子講(たのもしこう)などという名称で、形態は変わっていますが現在でも存在しています。仕組みは互助会のようなもので、毎月一定の金額を出し合い、困った人が資金を融通してもらうといった金融的な側面が強いものでした。

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