キャッシュレス決済とは?クレジットカードでキャッシュレス決済のポイントを解説
クレジットカードでキャッシュレス決済
現金を使わないキャッシュレス決済が広がっています。クレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマホ決済(コード決済)など、キャッシュレス決済の種類はいろいろありますが、それぞれの特徴を比較してみましょう。
今回は、その中でも最も多く利用されているクレジットカードについて注目していきます。
キャッシュレスとは?
お札や小銭などの現金を使わない支払方法を総称して、キャッシュレス決済と言います。決済額に占めるキャッシュレス決済の割合は、グラフを見てもわかるように、年々増え続けています。経済産業省が行った調査によると、2022年のキャッシュレス決済比率は36.0%、決済額は111兆円に達しています。
キャッシュレス決済には、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマートフォン(コード決済)などの種類があります。それぞれの利用割合は以下の通り。近年スマートフォン(コード決済)を利用する人が増えているものの、決済額でみるとクレジットカードによる決済がキャッシュレス決済の大部分を占めていることが分かります。
我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移(2022年)
出典:経済産業省「我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移(2022年)」
https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230406002/20230406002.html
キャッシュレス決済の種類と特徴
キャッシュレス決済をその形で分けると、カード型のものとスマートフォンのQRコード等を使うものがあります。その他にも、前払い型、即時払い型、後払い型というように、支払いタイミングによって区分することもできます。それぞれの種類について解説します。
- ●クレジットカード
決済のタイミングでは代金が引き落とされない、後払いのカードです。18歳以上(高校生を除く)の人でカード会社の審査を通った人だけがクレジットカードを持つことができます。買い物をするとカード会社がお店に対して代金を立て替え払いして、後日、カード会社から利用者に対して、1ヶ月分の請求がまとめて請求される。なお、クレジットカードのお支払方法は、一括払いのほか、分割払いやリボ払いなども利用できます。
- ●デビットカード
決済をすると、代金がその場で銀行口座から引き落とされる即時払いのカードです。口座残高が足りなければ決済できないため、使い過ぎを防ぐことができます。VisaカードやMastercardカード加盟店で利用できる国際ブランド系のデビットカードと、日本国内では、銀行のキャッシュカードをそのままデビットカードとして店頭で利用できるJ-Debitがあります。
- ●電子マネー/プリペイドカード
あらかじめチャージした金額の範囲内で利用できる前払いのカードです。年齢や職業の有無にかかわらず誰でも利用できることや、子どもから高齢者まで幅広い年代の人が利用しています。電車やバスなどの交通機関、スーパーやコンビニなどで幅広く利用されています。
- ●スマートフォン(コード決済)
スマートフォンに専用のアプリを登録し、現金でチャージをするか、銀行口座と紐づけて入金するか、もしくは、代金を引き落とすクレジットカードと紐づけることで利用できます。買い物をするときには、バーコードやQRコードを使用します。
クレジットカードでキャッシュレス決済をするメリット
キャッシュレス決済の中でも歴史が長く、最も利用されているのがクレジットカードです。クレジットカードでキャッシュレス決済をすると、このようなメリットがあります。
(1)高額の決済がしやすい
手持ちの現金がなくても買い物ができるのはキャッシュレス決済の共通点ですが、チャージが要らず、分割払いやボーナス払いでも決済できることから、クレジットカードは高額な決済に強みを発揮します。
(2)ポイントが還元される
クレジットカードで支払うとポイントが還元されます。貯まったポイントをギフト券や各種ポイントに交換できたりと他のキャッシュレス決済よりも様々な商品と交換できます。
(3)タッチ決済でスマートに買い物
近年普及しているタッチ決済対応のクレジットカードなら、レジの端末にタッチするだけで買い物ができます。スマートフォン(コード決済)などに比べ、手軽さで劣ると思われるクレカですが、最近は使いやすくなりました。
(4)スマホ代や電気代などの支払いにも
毎月支払うことが決まっているスマホ代や電気代、家賃や保険料などをクレジットカード払いにすると、家計費の決済を集約して同日にでき、さらにクレジットカードのポイントが貯まります。
(5)安全・安心のセキュリティー
万が一、クレジットカードを紛失・盗難にあってしまったら、速やかにカード会社に連絡をして利用停止の手続きをしましょう。もしも、他人の手にクレジットカードが渡っても、利用停止にしてあれば使うことができません。その後、カード会社で再発行の手続きをすることで、新しいクレジットカードを利用できます。
クレジットカードとその暗証番号はとても大切なもの。紛失や盗難にはくれぐれも気をつけましょう。
また、カード自体は手元にあっても、身に覚えのない請求がされている場合があります。もしもクレジットカードの利用明細を見て、身に覚えがない請求があった場合には、カード会社に問い合わせをしましょう。フィッシング詐欺などの被害にあっていることが分かれば、詳細を確認の上、補償を受けられます。
クレジットカードでキャッシュレス決済をする際の注意点
メリットがいろいろあるクレジットカード決済ですが、万能ではありません。注意点についても確認しておきましょう。
- (1)使用できる店舗が限られる
お店ごとに利用できる決済が決まっています。中には、利用できるキッシュレス決済は、コード決済のみの店舗もあります。店舗の入り口やレジ前などに、利用できるクレジットカードの国際ブランドのマークが表示されていることが多いので、確認しましょう。
- (2)お金の使いすぎに注意
現金に比べるとキャッシュレス決済は、お金を使っている感覚が薄くなりやすいので、使い過ぎには注意が必要です。1か月の利用額に上限を設ける、利用額を確認する習慣をつけるなど、自分に合ったやり方で、お金の使い過ぎには気をつけるようにしましょう。
まとめ
キャッシュレス決済の中でも、クレジットカードはその利用額が抜きんでています。クレジットカードは手持ち額を超える高額決済にも利用できるほか、毎月の固定費の支払いもクレジットカード払いにすれば家計費の決済を同日にでき、さらにクレジットカードのポイントも貯まります。最近では、サインレスやタッチ決済などで、より手軽に利用しやすくなっていますし、充電を気にすることもありません。無駄遣いには気を付けつつ、 キャッシュレス決済は賢くお得に、クレジットカードを利用の利用がお勧めです。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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