保険に加入する場合、自分の健康状態を正確に伝える保険会社への告知が必要となります。最近では、告知なしという保険も登場していますが、基本的には告知義務があります。告知義務に違反すると、保険金が支払われない場合もあります。保険金が出るか出ないかわからないと不安です。これでは保険で安心を買った、ということにはなりません。
告知の際、病歴や持病があると保険加入を断られることがありますが、本当に保険に入れないのでしょうか。いいえ、保険に加入できる場合もあるのです。それは、”特定部位不担保”と”特別条件”が備わった場合です。
特定部位不担保は、たとえば、胃が悪く通院歴があったとします。特定部位不担保にすると、胃を起因とした疾病では保険金は支払われませんが、それ以外の部分での疾病には支払われます。また、特別条件は、割り増し保険料を支払うことで、保険を引き受けてもらうことです。